【2023年1月時点】雀魂(じゃんたま)の段位分布について調査・解説

雀魂

2022年1月にネット麻雀アプリ「雀魂」の制作会社である株式会社Yostarは登録ユーザー数が500万人を突破したと発表している。

さらに2022年7月には登録ユーザー数が750万人を突破したと発表しており、現在2023年1月では1000万人近い登録ユーザー数がいると想定される。(1000万人を超えていれば大々的に発表していると思われるため、まだ1000万人は超えていない可能性が高い)

雀魂は段位制度があり、ポイントを貯めていくと昇段する。段位は「初心」「雀士」「雀傑」「雀豪」「雀聖」「魂天」の6種類に分かれており、最高段位の「魂天」以外はそれぞれの段位がさらに★1、★2、★3と3段階に分かれている

最高段位「魂天」まで上がるためには「初心★1」から始まり15回昇段する必要がある。段位によって戦う段位戦の部屋が異なり、段位が上がれば上がるほどプレイヤーの麻雀力も上がるため、昇段の難易度が上がっていく。

それではどの段位までいくと上位何%なのか。昇段を目指すユーザーであれば気になるところかと思う。調査してみたのでここに報告する。

データについては雀魂非公式サイト「雀魂牌譜屋」様から引用した。雀魂牌譜屋 (sapk.ch)

雀魂牌譜屋では雀傑以上のユーザー数が分かるため、雀魂以上の分布表を作成した。2022年1月2日時点で雀傑以上のユーザーは718643、約70万ユーザーである。先に述べた登録ユーザー数から考えれば約9割は雀士以下であると言える(登録だけしたユーザーが大部分でないかと推測される)。ユーザー数の右横の「率」の列はこの70万ユーザーを母数とした割合である。さらにその右列は雀傑以上のユーザーの中で上位何%に入っているかを示している。たとえば段位が雀聖★1の人は上位2%以内魂天になれば何とほぼ上位0.1%以内に入っているということだ。

更に見やすくした表である。

見て分かるように雀傑以上の分布では雀傑が75%と3/4を占めることが分かる。雀豪までに入れば上位25%以上、雀豪★2まで昇段すれば上位10%以内である。最高段位の「魂天」は先ほども述べたがほぼ上位0.1%以内(表では四捨五入されており正確には0.12%以内)である。それでも900人近いユーザーがいるのだから雀魂の麻雀アプリとしての人気が高いことが分かる。

表からグラフ化を行った。

左のヒストグラムは雀傑以上で作成しており、右側は雀豪以上に絞ったグラフである。見て分かる通り、雀傑★1→雀傑★2や雀豪★1→雀豪★2に昇段できずにいるユーザーが多いことが分かる。これは雀士から雀傑などに昇段すると段位戦の部屋も上がり周りの麻雀のレベルが上がり、今まで通りに勝てなくなるからであろう。特に雀豪★1→雀豪★2にかなり高い壁があるとデータからは読み取れる。雀豪★1の人数を100人とすると雀豪★2は28人である。相当のユーザーが雀豪★1で足踏みをしている(もしくは昇段を諦めている)ことが分かる。雀傑の戦いの舞台である「金の間」と雀豪帯の「玉の間」ではある程度のレベル差があることが大きな要因であろう。

個人の感覚の話になって申し訳ないが、麻雀のレベルを5段階「初心者」「初級者」「中級者」「上級者」「超上級者」とし、「初心者」は麻雀覚えたてのレベル、「超上級者」はトッププロレベルとしたとき、雀豪★2まで行ければ(玉の間である程度勝ち越せるのであれば)麻雀中級者以上と言って差し支えないのではないかと思う。最高段位である「魂天」まで行けば上級者を名乗るに申し分ないと思うが、雀聖★2以上であれば個人的には上級者と言えると考える。雀聖以上の分布も下に示す。

雀聖以上になると昇段の障壁は全て高いと言える。一定以上の雀力とトライし続けるための時間と根気が必要である。

以上、2023年1月時点での雀魂(じゃんたま)の段位分布について調査した結果について報告させて頂きました。ぜひこちらを参考に「上位〇%に入るぞ!」とモチベーションを高めて雀魂を楽しんでプレイして頂ければ幸いです。

今年も良い麻雀ライフを!!!

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